先ごろ浜風会は、NHKから「新日本風土記」「妖怪の国、妖精の森」の「波小僧」について取材を受け協力しました。
数ある妖怪の中で予言獣として、今人気の ”アマビエ” や ”件(くだん)” が知られていますが、天候の変化を教えるとされる ”波小僧” がその一つとして加えられた感じです。放送ではその他 ”河童” や ”人魚” 等、全国各地の妖怪が紹介されていました。
遠州七不思議として有名になった ”波小僧” は大昔からこの地域で常に注目していた大自然が発する「波の音」のことで、今後とも台風や大地震は必ず発生するでしょう。この機会に海に対しいっそう畏敬の念をもって耳を傾け、備えねばと感じた次第です。
写真は浜松市西区舞阪町に立てられている妖怪にしては可愛い波小僧の像です。