「波の音録音PJ」まとめ打合せ（令和３年１２月１３日）

　「波小僧」が知らせる波の音が聞けるシーズンが終わった機会に、遠方より日本サウンドスケープ協会の先生方をお迎えし、１年間の締めくくりの打合せをしました。（於：篠原協働センター）
　浜風会からの観察結果報告の他、各先生方からの研究発表に関するご報告を受けた後、着目のデータについてスピーカ―から音を出して聞き比べてみました。
　実際耳で聞く波の音と、再生後の波の音との違いや周波数分析等画像化の可能性について等、来年度に向けて意義ある打合せが出来ました。
（写真はその打合せ風景）　

本日の結論の要点は以下のとおり

今年はこの地域にとっては幸いにも、「波小僧」が嵐を知らせる太鼓のような音は無かった。
台風１６号は当地を逸れたが、その日録音した大きな波の音のデータは今後の解析に活かすことが出来る。
実際耳で聞く音のように、もっと低音が再現出来る良い音響設備を探し視聴会を計画する。
更に成果が確認できれば、参加者を広く募りお披露目会を計画する。
来年も浜風会による観察は続けるが、日程を絞り込むとか録音の方法は再検討する。
今後のスケジュールの詳細については、双方で連絡し合って進める。